尾道の魚料理の真髄をひたむきに、追究する 料亭旅館魚信のお献立。(写真は週刊現代に紹介された須磨の部屋)

週刊現代6月9日号の「瀬戸内の幸が集まる港町」の
尾道の中で須磨のお部屋が紹介されました。

須磨の額入り障子


(社)日本木造住宅産業協会のホームページのなかの「木心エッセイ」の中に、魚信の須磨のお部屋の窓が紹介されています。(http://www.mokujukyo.or.jp)
著者は(株)ドット・コーポレーション 中村亜弥子様です。引用をお許しいただきました。

■風景を切り取る
木造軸組工法の場合、柱によって屋根が支えられ、屋根の下には明け透けな空間が広がっています。一番単純な窓は、この屋根と床によって風景を切り取る窓でしょう。その他、様々な形の窓によって風景を額に入れるようなものもあります。いずれにしても、窓の位置決定や作庭が重要になります。

・日本の名所絵に見立てる窓
熊本の水前寺公園内にある古今伝授の間では、建具を取り払った庇と縁の間に日本の名所を凝縮させた庭園が広がる光景を目にする事ができます。屋根は茫洋とした空を区切り、庭園の緑とのバランスを取っています。この光景は平屋ならではだと言えるでしょう。

・桜の屏風になる窓
2階の窓からの光景が美しい物に東京江戸博物館分館のたてもの園に移築された高橋是清邸があります。桜の季節になると、2階の窓際に桜の屏風を開いたように見えます。これは、小金井公園の桜並木の目の前に移築され、2階の窓の位置がちょうど枝振りのいい場所に重なった嬉しい偶然です。

・掛け軸になる窓
銀閣寺の東求堂にある書院窓は付書院の原型として有名ですが、その障子を30cm程開く事で風景を切り取り、掛け軸のように見せることが可能です。

動画を映す窓
広島県の旅館「魚信」にある額入り障子は、湾につながる尾道水道の風景を切り取っています。初期の額入り障子に填め込まれたガラスには、船の行き交う様が絵付けされたものが多くありましたが、ここでは、本物の船がアニメーションのように額縁内を動き回る様子を楽しむ事ができます。

床柱は 杉柾のなぐり 柱は 北山杉 かもい、かもいじきは
赤杉 天上は平天井 ささら落天井
廊下は かけ込み天井となっています。

写真1、2は須磨のお部屋です。
suma500.jpgShirai10.JPG

 
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